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2010年1月18日月曜日

『サブウェイ123 激突』(原題:The Taking of Pelham 123)アメリカ 2009年

『サブウェイ123 激突』(原題:The Taking of Pelham 123)アメリカ 2009年


監督:トニー・スコット
出演:ジョン・トラボルタ、デンぜル・ワシントン


1974年、ウォルターマッソ主演の『サブウェイパニック』を
『トップガン』『ビバリーヒルズコップ2』のトニー・スコット監督がリメイクしました。

トニー・スコットといえば、『デジャヴ』『スパイゲーム』
『ドミノ』『トゥルーロマンス』『ラスト・ボーイスカウト』など、
ダイナミックでスタイリッシュ映像を作れる監督です。しかもヒット作連発です。こんな監督憧れます。

ちなみに兄貴は『ブレードランナー』『エイリアン』乗りドリースコットです。兄弟でスゲーですね。

本作もトニーらしい、画へのこだわりを強く感じさせます。こんなスゲー画だよって・・。
もうオープニングロールでやられてしまいます。これ見るだけでお金を払う価値があると思います。
とにかくいろんな手法で手を替え品を変え見せまくります。映画の教科書みたいです。
主演の2人がいい。『サタデーナイトフィーバー』『ミッドナイトクロス』(これは傑作です)
のジョン・トラボルタ。これがトラボルタか?ってびっくり、すごい役者ですね。
デンゼル・ワシントンは、監督のトニーとは4度目。
『エネミー・オブ・アメリカ』『デジャヴ』『マイボディガード』『クリムゾン・タイド』どれも面白い作品ばかり。

話は地下鉄をジャックし、市長に身代金100ドルと1セントを要求、犯人のリーダーがトラボルタで、
偶然対応してしまう指令室勤務がデンゼルです。これで面白くないはずがない。
二人の激突です。その上、上映時間もたったの105分です。
ハリウッド映画が長いのが多い中この尺(上映時間)で、うまくまとめるなんて、監督は職人ですね。

サスペンス、アクション好きの方、激突が観たい方に特にお勧めです。
個人的な一言、この映画を見て、地下鉄の特撮を再度やりてぇーと思いました。